雑記帳

つれずれなるままに

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”週末はバイク人”なんてコピーに触発されて、たまに出かけます私のツーリングスタイルはというと、まず、仕事が自営業であり、貧乏暇なし状態で、週休2日には程遠い環境にあります。そんな訳で出かけるとしても土曜の昼過ぎ、明るいうちに着きたいとなるとせいぜい150Kから無理して200K止まり。おまけに金も無いと来てる。必然的にキャンプ道具を積んで出かけることになります。

私は、1949年生れ。同年代で遊びでバイクに乗ってる奴は周りに殆どいませんし、いてもオーバー1000とかのでかいバイク。わたしゃそんなのといっしょに走れません。(大型に乗りたいなァ。これ本音)

私の愛車はYAMAHAのセロー225というちっちゃなオフロード車で、比較的軽い車体に225ccのエンジンが乗ってます。これでも普通の道を普通に走ってる分には、これといった不満は無いんですが、どうも後ろ姿が原チャリ並に見えるらしくバカ車(バカ運転手)にかなり無理な追い越しをかけられて怖い思いをする事が時々あります。ま、寸足らずの私にはピッタリなんであります。目的地は時間的、距離的に贅沢いえませんが、ほぼ最低条件として温泉が近くにあること、出来るだけ静かな野営場(これが最近のアウトドアブームとかでほぼ不可能)。でも取りあえず仕方ないんで良しとしましょうか。缶ビール2本と文庫本持って、雨だろうが風だろうが、とにかくバーッと走って、ひとっ風呂浴びた後、途中のスーパーで仕入れた材料のささやかな夕飯を作りつつビールを流し込み、テントに入って持参の文庫本を眺めつつ寝てしまう。

朝は「小鳥の声とともに」なんて言いたいとこですが、結構遅くまで寝てるのが気持ち良く、ゆっくり起きだして、昨日仕入れておいた食パンとインスタントコーヒーで朝食を済ませ、帰路につきます。帰りは少し時間に余裕が有るので寄り道しながらのんびり走ります。こんなのが最近の私のリフレッシュ法です。

 2000年6月某日 

ついに愛車を乗り換えてしまいました。今度の車はYAMAHA XJR-400R IIというネイキッドタイプです。ほんとは大型免許をとってからリッターバイクを...と思っていたのですが、免許取得の費用が12万円程かかるらしいことと、タッパの無い(横幅はあります)私に果たしてでかいバイクを乗りこなせるか?なんて心配と丁度3年落ちの新古車が見つかったこともあってワンステップとして乗ってみることにしました。XJR-400R IIはネイキッドらしくない角目のライトにデジタルメータを装備した車で人気はいまいちだったんでしょう、ほとんど見かけることはないような奴ですが、空力的にはライトカウルがあるぶん良さそうです。今回の車には丸目ライト+アナログメータのキットが付いていましたので、普段は丸目で走って高速道路を含むツーリングのときは角目に換えられるしなどと考えてます。

現在走行距離は800Km程で慣らしの最中です。買ってすぐの日曜日に300Km程のツーリングに行ってきました。セローからの乗り換えと言うこともあって、オンロードでの走りはスムーズでエンジンも静かだし、素直な走りは合格点でしょう。ただハンドルが少々遠いのでブラケットを換えようと思ってます。初ツーリングの写真は見事に失敗してしまい残念でした。次回の遠出の時にアルバムをアップしたいと思います。ライトはまわりのバイクがあまりにも同じなので、今はあえて角目にしています。「族」ご用足達車なので多少の盗難防止にならないか?な。

01/5某日

XJRも走行約12000Kmを過ぎ、夏も近づいてきたある日、人身事故を避けるため故意にバイクを倒してしまいました。自転車を追い越そうとアクセルを開けると同時に携帯片手の女子高生がよろよろと寄ってきました。もうブレーキでは間に合わないと無意識で判断したのでしょう、気がついた時はバイクもろとも数回横回転していました。幸い自転車の彼女をはねずに済みましたが、あばらのヒビと足首の捻挫で数ヶ月いたい思いをしました。

XJRはフロントフォークのインナーが少し曲がり、ライトカウルにヒビが入った程度でしたが、少し気持ちが萎えてしまい、その年は殆どバイクに乗る気が置きませんでした。そんなこんなでXJRにも嫌気が差し某ショップに委託して売ってもらいました。

年が明け、「やっぱり大型だよな!」と雪解けを待って、自動車学校に通い始め10日程で大型免許を取る事が出来ました。バイク選びは簡単でした。YAMAHA TDM-850。以前からこれに乗りたい!と思っていたので迷いませんでした。但し玉数は極端に少なく探すのは大変だし、ましてや田舎ではまず無理な事は想像出来ましたので、横浜のCB乗りのいとこに頼みました。彼は営業職で動きやすいからと引き受けてくれました。程なく上野のバイク街に出物が有ったとの連絡と写真をメールしてきました。実物はライダーのいとこが確認していますから安心です。早速契約し高栄運輸で送ってもらいました。

 

'05/7/3

土曜の午後に紫陽花の写真を撮ろうとTL125のトップケースにカメラを積んで笹野観音まで出かけました。今年はまだ盛りには早いようで満開とは行きませんでしたが、まだ若い淡い色の花も可憐でした。その後、久しぶりのにテレビ塔まで行こうと取り敢えずガスチャージ。快調に走り出したまでは良かったんですが、「あれ?クラッチが軽い!??」そしてすぐにエンスト。見るとクラッチワイヤーが見事に切れています。さすがに「20年以上も働きつづけてたんだから無理もないか」と妙に納得。手持ちの物では修理不能。家までは3〜4km程あるし・・・・・そんなわけで2度目のバイクレスキュー(C-Life CLUB)にお世話になる事に。会員カードの番号に電話して待つ事20分。C-Life CLUB の米沢地区の契約ショップは野村モータースでいつものリフト付トラックで家まで運んでもらいました搬送10kmまでは無料です。おんぼろバイクに乗る身にはとてもあり難いサービスです。