半月ほど前、調子が悪かったエンジンをスペアに載せ替えました。以前オークションで買っておいた物です。
今回は取り敢えず200ccから125ccへスケールダウンします。
新エンジンはTL125の最終モデル”TL125J型 フィールドトリッパー”のものです。
これで外装フィールドトリッパーもどきから一歩原形に近づいたことになります。
積み替え自体は数時間で完了したのですが、電装でだいぶ悩みました。ジェネレータからのリード線が違っていて
どこにどう繋ぐかで時間を使いました。それもそのはず、125Jは12V仕様でおまけにバッテリーレス。
って事は・・チャージコイル無くて良いんですよね!
結局ばらしてコイルの構造を確認。
AC出力の片方を車体アース。片方からレギュレート・レクチファイアー(R/R)へ。
R/RはホンダのミニスクータDIOの物です。これでAC出力を約12Vで安定させてライトを点灯。さらにDC12Vを
作り出し、ウインカーやホーン等を作動させます。最初はAC出力を一個のR/Rで賄おうとしたのですが、ウインカー
がうまく作動しません。色々悩んだ結果はR/Rの働きでAC12Vになってしまい、DC入力電圧が足りない状態
になり、必要なDC電圧が出てきませんでした。
さて、どうしましょう!AC出力をトランスで切り分ける?ん〜敷居が高い!
その晩、考えながら寝ましたらなんと夢の中でお告げがありました!
R/R2個使ってAC系とDC系を分ければいいじゃん!
確か前にヤフオクで
買っておいた ハーネスに錆び錆びだけどR/Rついてた筈。
次の日早速仮配線で実験。まずAC系のみ繋いでみると・・・いい感じ!
次はDC系。アイドリングでもウインカーがチッコンチッコン元気に動きます。
さすがにライトつけて、ブレーキ握るとウインカーが怪しくなりますが、ちょっと回転あげればOK。
これの改善には全波整流タイプのR/R
を使い全DC化するしかなさそうです。
でも6V時代に比べたら雲泥の差、天国と地獄
です。
チェーンは520サイズにするのが定番ですが、ヤフオクで安いチェーンを見つけた(信頼性は不明)のと
ドリブンスプロケットが予算的にオーバーでしたので、今回はオリジナルと同じ428サイズにしました。
クリップタイプなので
長さを合わせてカット。チェーンカッター持ってませんから、かしめを
ディスクグラインダーでガリガリ削ってリベットを抜きました。
キャブレターも125の物に換えました。エアクリーナが200の物なのでエアインテークの径が
合いません。仕方ないので自転車のチューブを輪切りにして2重にはめています。耐ガス性が心配です。
最近フィールドトリッパーのクリーナボックスを落札したので交換の予定です。
後で判ったのですが・・・アルミのマフラーに亀裂があり黒い液体が漏れています。
マフラーパテで応急処置をしました。
今考えるとアフターファイアーの原因と前エンジンの不調の原因はこれだったのかもしれません。
そんなわけで最初に手に入れたTLR200のパーツがだいぶ揃ってきました。
少しづつ組立て行くつもりです。
トリコロールもなかなかいいですね。125をこのカラーリングにするか
ん〜、迷いますね・・・・
(’07/9現在左のトリコロールの外装になっています。)
もともと125を組んだ目的といえば、原チャリ扱いで登録も市役所でOK。
それに
保険もファミリーバイク特約でいいし、何といっても経済的。
200の登録にはここからだと約40km程出掛けないといけません。
しかも平日に・・・・・この差は75ccのハンデを払っても十分おつりが来ると思いませんか?